柏店のブログから⇩
先日に、ご試着ご相談に来ていただいたA様は、旦那さまとかわいらしい小さな男の子さんの3人でお見えになりました。✨
いつも通りに初めに医療用ウイッグについてのご説明などをしてご試着頂いたところ、エピテーゼを気にいっていただき、「早速今日製作してもらって、持ち帰りたい」とのことで、急きょ自髪のカットをし、ウイッグのご製作です。
その自髪を切るときに、A様ご本人は
「抜けていく髪を見るのが嫌だから、もうバリカンで切ってしまおうかしら!!」
とある程度決めていたようなのですが、今回は私のほうから、
「お子さんの目もありますから、長さは短めに切って、量をへらすことでも洗った時の抜ける毛は少なくなりますよ」とご提案させていただきました。
なぜかというと、初めにA様とお子さんがお部屋に入られた時には、もうお子様が
「ママの髪●●●」
「ママの髪●●●」
「ママの髪●●●」
「ママの髪●●●」
「●●●」は、小さいお子さんなので村井は何を言っているかは、はっきりとは聞き取れないのですが、たぶんお店に来る前にママの髪を切るような話を聞いていたのかもしれません。
なので、●●●は「切らないで」でしょうかね・・・・・・
その上、急に知らない家に来て、知らない怪しげなおばさん(村井です)がいるので、危機感を感じ取ったのでしょう。
お子さんのママに対する気持ちや、ママを何か危険なことやものから守ろうという意思がはっきりわかりました。
たぶん、村井はお子さんからすると悪魔のように見えていたのでしょう(泣)
ですから、今回は、そのお子様がバリカンで切ってしまった髪をもし見てしまったら・・・・との気持ちから、それよりはまだ、そのままでいてもショックを受けない位のショートスタイルにさせていただいたのです。
ママの自髪を切っている間はママと離れたくはなかったのですが、おお泣きしてしまったので、気分転換にパパが外へ連れて行ってくれてくれました。
少し経ってから、お部屋に帰ってきてショートヘアにしたママを見て、やはりちょっとショックだったようですが、パパとお約束をしたのか、頑張って泣かずにじっと涙をこらえてママを見ていました。
そして、ママのほうはウイッグの製作です。
実際に製作と言っても、まだ、しっかり髪が抜けているわけではありませんので、後日再度サイズ調整が必要ですし、カットもご希望のカットで喜んでいただいていますが、最終カットも、次回微調整させていただくとの旨お伝えして本日は終了です。
その間少しお子さんは泣き疲れたのか、少しウトウトしていたのですが、目が覚めてみると???? ???? 不思議な顔をされています・・・・
だってさっきまで大好きなママの髪が短くなってしまったのに・・・・
いつもの長さに戻っています。
あれ? あれ? といった感じでしょう。
もとのママだ!!
大好きないつものママだ!
と言った表情です。
早速ママに抱っこして貰って笑顔です。
小さいお子さんでも、さすが男の子!!もう立派な騎士(ナイト)ですね。
村井も、子供が小さい頃は「ママが一番好き」と言われ、自分の人生の中でこんなに自分を必要としてくれる人がいることにびっくりしたことを覚えています。
そして、その、小さな体とすんだきれいな目で自分を見ていてくれていたこと・・・・
自分が子供を守っていると思っていたのが、反対に子供が自分を守っていてくれていたことに気がついたのは、少し経ってからです。
そんなお子さんのお気持ちも大事にしながら、またお子さんだけでなく、ご家族のお気持ち、その周りの方々のご心配も含め、その方にお似合いのウイッグを製作し、安心して治療に励んでいただけるようこれから1年間、しっかりサポートしていきますのでご安心していただきたたいと思っています。
美容室ありす
千葉県柏市大津ヶ丘3-7-9
TEL:080-3608-1628
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