大宮店のブログから⇩
おはようございます。再現美容師のhide【毛内 英克 もうない ひでかつ】です。
私たち日本ヘアエピテーゼ協会は、ここ10年以上にわたり医療用ウィッグが保険対象になるべく地道に署名活動を続けてきました。
ご存知の通り、政府は2024年 「第2次がん対策推進基本計画」の目標として
“がんになっても安心して暮らせる社会の構築やがん患者の就労を含めた社会的な問題“
などを掲げました。
しかし、未だ医療用ウィッグに関しては美容目的であり、治療や予防に必要なものではないという理由から医療保険の対象外で、その負担は重い。
そうした状況を受けて、各自治体は個別に助成金を出しています。
現実問題として、治療を受けながらもどうしても仕事を続けなければならない、続けざるを得ない人が多くいます。
医療用ウィッグを使わなければ仕事にも行けないのです。
骨折した際の松葉杖と同じく、ウィッグは必需品。
治療費も高額なので、金銭的負担が軽くなれば社会復帰を後押しする事になります。
また私自身も県、市にもこうした訴えを何度も重ね、がん患者支援に携わっておられます議員さんにもご協力を求め、御尽力いただいており、早速6月の定例会において、御質問いただきました。
そして引き続き今後とも実現に向け、御尽力いただけるとのお約束をいただきました。
そして、以下の前向きなメッセージもいただいております。
埼玉県疾病対策課より
「毛内 英克 様 このたびは、医療用ウィッグ購入費の補助金・助成金についてお問い合わせいただきありがとうございました。
毛内様御指摘のとおり、がん患者さんのなかには、治療を受けながら仕事を続けなければならない、続けざるを得ない方が多くいらっしゃいます。
こうした中、患者さんの社会復帰を後押しする活動をされていらっしゃることに敬意を表します。
本県では、がん診療連携拠点病院等26病院においてがん相談支援センターを開設し、療養に限らず就労の支援を含めた相談に対応しております。
ウィッグに係る情報提供もできる体制となっております。
現在のところ、本県ではウィッグ購入について補助は行っておりませんが、患者さんやご家族の相談支援体制の充実を引き続き図ってまいりたいと考えております。」
埼玉県保険福祉局保険部 健康増進課長より
「毛内 英克様 医療用ウィッグの助成金について このたびは、貴重な御提案をいただき、誠にありがとうございました。
近年、医療技術の進歩等を背景に、がんになっても治療をしながら働き続けることが可能になっている一方で、化学療法による副作用に苦しまれている患者は少なくないものと認識しております。
その中でも『医療用ウィッグ』につきましては、がん患者の外見の変化によるストレスを軽減し、自分らしくあり続けるために必要なものであり、ウィッグ購入のための助成制度を導入している自治体があると承知しております。
本市におきましても、平成28年3月に「さいたま市がん対策推進計画」を策定し、その中でがん患者等の支援の充実を基本目標の一つに揚げており、具体的な支援を検討しているところでございます。
『医療用ウィッグ』助成制度を先行して開始しております自治体への調査を行うとともに、その他がん患者が治療と日常生活を両立する上でのニーズにつきまして、がん医療や在宅療養の関係者から聞き取りを進めているところでございます。
限られた予算の中でがん患者が必要とする支援が効果的に提供できるよう、今後も引き続き、情報収集に努めてまいります。
今後とも、市政発展のため、御協力をいただきますようお願い申し上げます。」
また、県内某病院看護部より
「がん患者さまの心のケアという点でされている活動は非常に共感し、支持いたします。
引き続きよろしくお願い申し上げます。」
という、メッセージもいただいきました。
今後も引き続き、医療用ウィッグ購入費用の助成金・補助金の実現に尽力して参ります。
ヘアセゾンK'Palette
埼玉県 さいたま市大宮区土手町3-209-2
TEL:048-643-6061
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