再現美容師のブログから⇩
「医療用ウィッグを見せて欲しいのですが」
というお電話をいただき、ご相談・ご試着をしていただきました。
僕が扱っているヘアエピテーゼは今の髪型に近づくよう
カットして作る医療用ウィッグということもあるし
また病院側から許可が下りなかったため
病院に置いていないんです。。。
そういうわけで、ご試着いただくと
ウィッグの髪は長いは、毛量はあるは、、、で
正直イメージが「？？？」
だと思うんです。
あと、今の髪型に近づくようにカットして作る。
と表現させていただいていますが
ウィッグという性質上、ベリーショートなどのスタイルは出来ません
予めご了承くださいね。
さて、ご試着いただくと同時にご相談をいただくわけですが
当たり前ですが、皆さん初めて医療用ウィッグに触れるわけで
分からないことばかりだと思うんです。
なので、こんなこと聞いたら恥ずかしいかな？とか
こんなことを聞くのは自分だけかな？とか
そんなことは思わなくて良いですよ。
だって、今までウィッグを必要としていなかったわけですし
考えもしなかったと思うんですよね。
それを病気が見つかって、あれよあれよという間に病院で
「ウィッグを用意しておいてくださいね」
って言われ気持ちの整理もつかないうちに治療の話が進んでしまうでしょうから。。。
またそう言われてから時間がある方なら
いろいろ探すことも出来るでしょうから良いのですが
人によっては時間がなかったり
既に１回目の治療が始まっていたりするんですよね。
そうなると選んでいる時間が無かったりしますよね。
先日の方は、少しお時間があったので
僕が扱っているウィッグのメリット、デメリット、全てをお話させていただいたあと
「ネットなど他のところを探していただいて構いませんよ。
自分に合うものが見つかるのが一番だと思っていますから。。。
もしウチで良ければご希望している色のウィッグをご用意しますので
ウチにするか、他のウィッグが見つかったかのお電話だけいただけますか？」
とお伝えして、その日はお帰りになられました。
なんでこんなことを言うかというと
もし医療用ウィッグを売ることが目的でしたら
何とでも言って購入していただくようにするわけですが
一番の目的は、その方が治療中ウィッグのおかげで安心して過ごすことが出来ることですし
また、扱っているうちに、どんなウィッグでも傷んでくるんですよね。
なので、売ったらお終り。ではなく、
その後のメンテナンスなど１年以上の長いお付き合いになるし
人によっては、相談したら購入しなくてはいけないのでは・・・
と思っている方もいるかもしれないので
そういうことをお伝えしているんです。
中には、僕と話をしている中で
「この人、生理的に合わない」ってなればその後、会うたびに憂鬱ですよね。
あっ、本当に言葉に出されたらさすがに凹んじゃうと思うので
心の中だけにしておいてくださいね
今回ご相談・ご試着をされた方ですが、
先日「お願いします」というお電話をいただきました。
実際に作製させていただくのは、もう少し先になりますが
しっかり対応させていただきます
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