天王洲展示・相談センターのブログから⇩
今日は日野店の再現美容師・池田友季子さんのブログから
「脱毛の間違ったイメージ」の話を紹介したいと思います。
こんにちは、池田友季子です
がん治療の中に抗がん剤を用いた脱毛を伴う治療がありますが初めて抗がん剤治療を受ける方にとっては未知なる大きな不安がたくさんあります。
ウィッグをお作りする前のご相談では、治療内容を確認させていただいてから脱毛が始まる時期やウィッグをお作りする時期などをお話しするのですが、たまに、治療開始から3日目には脱毛が始まって一気にツルツルになると頑なに思っていらっしゃる方もいます。
そうでないにしても、ごっそり恐怖を感じるほど突然抜けるのでは…と間違ったイメージをお持ちの方も実は多いのではないでしょうか?
そういう私も、このお仕事をする前の全くの無知の時は同じ様に思っていました
身近で抗がん剤治療をされていた方をご存知の方は別として、全くがんとは無縁だった方は脱毛のイメージをなんとなく思い返すと、テレビなどのドキュメンタリードラマのワンシーンなんかが大きな影響をもたらしているのではないかなぁ〜と感じます。
例えばドラマとかの妊娠発覚!のシーンでも突然のつわりで洗面所に駆け込むところもお馴染みですよね
『どこかで見たことのあるイメージ』
ドラマなんだから演出するのは当たり前ですが、けっこう誤解を生みやすいことも確かです。
治療内容によっては個人差はありますが、最終的にウィッグが必要なほど脱毛はしてしまうにしても落ち武者のように突然ごっそり1日〜2日で全脱毛することはありません。
脱毛の時期ですが、抗がん剤投与が3週に1回のスケジュールであれば投与開始から約10日〜2週間後あたり、週1であれば約1ヶ月後くらいから脱毛が始まります。
脱毛が始まるといっても初めはパラパラと抜け毛が多く感じるイメージです。
脱毛前の兆候では頭皮がピリピリしたり痒かったり、また湿疹みたいなものを感じる方もいらっしゃいます。
ちなみに脱毛は、ちょっと進んでこのくらいです。(ただし、髪が長いと多く感じるかもしれませんね。)
脱毛中の注意点ですが、この抜け毛を見るのが怖くてブラッシングを怠ると余計多く抜けて感じたり、またシャンプーの時に絡まりやすいので気をつけましょう。
できれば優しくブラッシングをする事をオススメいたします。
治療中に関するウィッグやヘアケアなど、どうぞお気軽にご相談ください
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