柏店のブログから⇩
さて、前回までは、「伸びてきた髪をバリカンで切ること」について書いていましたが、今回からは、「脱毛する前、若しくは脱毛が始まったらバリカンで切る」ということについて書いていきたいと思います。
(お断りですが、村井の独断と偏見の意見ですので、参考くらいに読んでみて下さい)
先ず初めに、なぜそんな「バリカン」について書くのかと言うと、前にも書いたように「刷り込みされている?」と思うことが多かったからです。
前にお店にきていただいた方で、治療が始まると言うので、バリカンで切った方のお話を聞くと、「病院の中の理容室で切ってもらった」という方がいました。
担当の先生から脱毛すると言われたので、この時は頭が真っ白でそんな時に病院に展示してあるウイッグの係りの人に「髪を短くした方がいいですよ」と言われたので、その病院に入ってある理容室にいったら、そこのおばちゃんに「洗ったときに髪が絡むので短くした方がいいですよ」とか、「ウイッグを被るのでしたら、バリカンで切った方がいいですね」と言われたから、そこで切ってもらいましたとのことでした。
また、ネットを見ると、バリカンで切っている人が多いようなので、(実際にはそれほど多くはないのかもしれませんが、初めにバリカンで切ったことなどが書いてあるブログなどに目がいってしまうと、多くの人がバリカンで切っているように感じて、自分もそうしなければならないのかなと思い、切ってしまいという連鎖が続くような・・・・)美容室、理容室では切らなくて、自分で若しくは家の方に切ってもらうという方は、だいたいの方は家にバリカンがないので大手ホームセンターや電気屋さんに行って
「バリカンを買いましたー。でもその1回くらいしか使っていません」というが多いのです。
息子さんや旦那様の髪を短くしている方はそれほどいらっしゃらないようで、(今は1000円カットのお店も多いですしね)
バリカンはそれ以来使っていないとのこと・・・つまりお蔵入り・・・(主婦的感覚の村井は「バリカンも安くないのにもったいないなー」と思ってしまいます。)
でも、皆様のお話から、
「いつも通っている美容院でバリカンしてくださいと言うのも嫌だけど・・・・床屋や1000円カットのお店に行ってバリカンで切ってもらうのも嫌だし・・・・」
女性ですから、突然「他の人の目がある店の中でバリカンで切ってもらう」ことにはもちろん抵抗があると思います。
その上、お店の人にバリカンで切る理由を聞かれるのも嫌ですし、先ず、一言も話もしたくない状況だと思います。
ですから、「自宅でバリカンで切る」の方もいるのですね。
先ず美容室ありすに来ていただいた方の多くは「脱毛すると聞いて髪を切りました」と言う方で
・先ず自分若しくは夫や子供に家にあるハサミで肩位の長さに切る(ロングの場合)
・すぐにいつも通っている美容室に行ってショートやセミロングに切ってもらう
・病院の美容室・理容室で短くしてもらう(またはバリカンで切ってもらう)
・自宅で自分若しくは家族にバリカンで切ってもらう
・その他
大まかにわけてこのパターンがあります。
もちろん美容室ありすに来ていただいた方で「バリカンでお願いします」と言う方の場合もいらっしゃいます。その場合良くご相談させていただき、また、一気に切らないで徐々にお気持ちにあわせて切ることもあります。(そして、その場合はフェイスラインは少し長めに残した方が良いこともお知らせします。理由は後日)
そこで、なぜバリカンで切ることにごちゃごちゃ言うの??と思われている方もいると思います。
なぜなら、これまで色々な方の脱毛の状態を見させて頂きていますと、必ずしも「抗がん剤の治療が始まると、すべての毛が抜けてなくなってしまう」状態になる方ばかりではないからです。
反対に少し(中途半端に感じるかもしれませんが)若しくはまばらに残っている毛がある状態になっている方が多いように思います。
(この状態が、落ち武士(おちむしゃ)のようになってしまって嫌なのでバリカンで・・・という方もいらっしゃいますが・・・)
村井が言いたいのはこの、まばらな抜けない髪を大事にしてほしいのです。
(ウイッグなのでイメージは少し違いますが)全体にきれいに脱毛せずにこんな感じや全体的に「疎」の感じになることも多いです
でも、この残っている髪を生かせば・・・
続きは次回に
美容室ありす
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