品川・天王洲展示相談センターのブログから⇩

こんにちは！八木です。

今日は北風が少し冷たいですが、気温は高め

桜が開花。もう少しで町がピンク色に色付きます。

さて、先日エピテーゼ・ウィッグを製作させていただいたS様から

「そろそろ毛質がごわついてきたので少し短くカットしたい」とメンテナンスのご依頼を受けました。

お作りしてから５か月ぐらいは経つでしょうか・・・

最初はウィッグのカットとサイズ調整、今度はゴワゴワ感が気になるのでメンテナスです。

協会が扱うヘアエピテーゼは人工毛と人毛がミックスです。

割合は人工毛が８割以上。といっても見た目の不自然さ（テカテカ）は一切なく、

自然な艶感と形状記憶の扱いやすさは抜群です。

ただ、人工毛全般の話ですが、摩擦や静電気に弱いという弱点があります。

冬場は特に静電気が起きやすく、

コートの襟やマフラーなどで擦れての摩擦のダメージを受けやすくなります。

この日のS様が感じるゴワゴワも静電気と摩擦からのダメージでした。

ゴワゴワ感があるからといって、必ずしもカットする訳ではなく

再度しっかりアイロンを当ててゴワツキをとることも出来ます。（状態にもよりますが）

S様は「少し短くしたい」とカットをご希望されたので、お話ししながら「こうやってスタイルが変えられたりすると気分転換にもなりますね」と私が訪ねると・・・

「本当にそう思いました！ウィッグがあって本当に助かりました。ありがとうございます。」

と笑顔でおっしゃいました。

私もお役に立てた嬉しさが込み上げます。

次回はもう少し自毛も伸び、ウィッグを外しても出歩けるようなスタイルになるかも。

ショートスタイルでのウィッグ卒業を視野にいれているS様、ウィッグ卒業も間近です。

再現美容に共感していただいて、本当にありがとうございました。

Before：２回目に製作されたボブスタイルウィッグ

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After：ボブスタイルをカットした直後、ここからアイロンなどで丸みを少し加えます。

*NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会*展示・相談センターでは、

ウィッグの相談、その場での製作も行っています。

１日限定１組　月・水・金の13:00~ 協会認定の再現美容師が、

ウィッグの選び方から自髪デビューまでのケアについてご説明致します。

また加盟店の紹介や、その場での製作も承ります。

※製作をご希望される方は事前にお申し出ください。

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