柏店のブログから⇩
先日3月21日(火)の朝日新聞の「VOICE声100年」/オピニオン」(11頁)の欄に、兵庫県の11歳の小学生からの投稿が掲載されていました。
紹介させていただきますね。
病気だけど友達でいて欲しい
私は、2年生の2学期ごろ病気にかかった。「脱毛症」という、全身の毛が抜ける病気だった。
最初はすごくショックだった。他の学年の人にからかわれたりもした。でも助けてくれたのは、いつも友達だった。からかわれて、いやだったけど、友達が助けてくれたことはうれしかった。
今は、同じ病気の友達が出来た。別の学校に通うその子も、いやなことを言われることがあるという。世界には、病気のためにいじめられる子や、重い病気で死んでしまう子もいっぱいいる。お母さんは、そんなことを教えてくれた。「病気だけど、友達がいっぱいいて、学校に楽しく行っているのは、すごいことだよ」とほめてくれた。
学校はすごく楽しい。でも、学校に行けない子も友達がいない子もいる。そんな子やすごく今苦しんでいる人に、これを読んで少しでも元気になり、勇気を出してもらいたい。
学校は毎日楽しい。友達は助けてくれる。
「私は病気だけど、嫌じゃない」
この投稿を読んだときに、今まで円形脱毛や脱毛症の方々に、ウイッグを製作したりお持ちのウイッグのカットをさせていただいた方がたを思い出しました。
美容室ありすでは、20年以上も前から「隠れ家的美容室」でしたので、脱毛や薄毛、頭皮のトラブルなどで悩んでいる方が、男女年齢問わずに来店されていました。
そして、2年前からエピテーゼを扱うようになってからは、
「「自然な・・・・」というワードで検索した結果、近くにこんなお店があるとは知らなかったです。」といって脱毛症のかたでウイッグを使われている方の来店してくださる方が増えてきました。
皆様、症状はそれぞれで、部分的、全体、
発症した時期も、子供のころから、学生時代に、仕事を始めてから、仕事をしているうちに・・・・
抜け始めた状態も、少しずつ、ある日あっという間に・・・
生えたり抜けたり、ずっと抜けたまま・・・
そして、治療も大学病院で、専門のお医者さんで、飲み薬で、注射で、塗り薬で・・
色々試したけど・・・あきらめちゃったと言う方
そんなかた達に共通して聞く言葉が
「ウイッグを作った業者からしつこい電話がかかってくる」
ウイッグを購入したお店の人は、
「もう1つ(ウイッグを)作りましょう(有料)」
「メンテナンスに来てください(有料)」
「被っていると匂いがついて臭くなるので、匂いをとるクリーニングをしてください(有料)」
だいたいの方は、嫌になって着信拒否にしているようですが・・・・
辟易してしまいますね。
ただでさえほとんどが、オーダーで80-100万のウイッグを作った後にこの「しつこい電話攻撃」。
A様が「子供がいて、パートで働いているのでそんなにお金がありません。」と答えたら、「じゃあ社員で働けばいいじゃないですか」と言われたとのこと・・・
う・・・ん。
その言葉、自分の身内にも言えますかね?
色々メーカーを変えたり、ウイッグを変えたりして、精神的にも金銭的にも辛い思いをされている方には、負担が大きすぎて言葉では言い表せません。
そして、中にはこの投稿のように、お子さんの時から辛い思いをされていたB様。
子供のころは、お母さまにウイッグを買ってもらっていたそうで、大人になった今はご自分で購入されているそうです。
やはり、今まで使っていたウイッグを被っていらっしゃいましたが、色も不自然に明るくなってスタイルもかなり乱れてしまっていました。
でもまた、そんな値段の高いウイッグを買わされたり、メンテナンスに来てくださいのお誘い電話にはやはり着信拒否にしているそうです。
脱毛されているかたのためにウイッグ若しくは、医療用ウイッグを扱う者として、ただでさえお困りの方がさらにこんな思いをされていることを知って、想像以上である意味ショックでした。
続きはまた次回
美容室ありす
千葉県柏市大津ヶ丘3-7-9
TEL:080-3608-1628
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